Ubuntu備忘録
翻訳に不備がある場合は，コメントにてお知らせしていただければ幸いです。
それは，Ubuntu12.04 Precise Pangolin で，使用するGNOME バージョンと，デフォルトのアプリケーションについてです。
Ubuntu12.04 は，GNOME3.2 のたくさんのアプリケーションを継続してデフォルトで使うとみられていますが，GTK3.4 を使い，GNOME Games，Gedit，Eye Of GNOME など，いくつかの新しい GNOME3.4 コンポーネントがピックアップされているようです。
Empathy や Nautilus といった重要なアプリケーションは，3.2 のままになるようです。
Totem3.2 は，Clutter を使うために多くの人の環境では使えないため，バージョン3.0 のままになるようです。
この理由は，GNOME3.4 のリリース (リリーススケジュールはこちら) の丁度一ヶ月後に Ubuntu12.04 Precise Pangolin がリリースされ，すべてのものを準備するために十分な時間がないからです。
２つめのセッションは，今日の UDS-P でデフォルトのアプリケーションにセッション出席した多くの人々は，デフォルトで Rhythmbox を Banshee と置き換えることに同意しました。
しかし，最初にチェックしなければならないこと (Unity Music Lens の統合など) がいくつかありますので，この決定は最終的なものではありません。
主な理由は，Banshee はまだ GTK2，GTK3 の分岐は，現在 GTK3 の機能を欠いていることにより，制限されているからです。
そして，この制限は，Ubuntu One Music Store プラグインは GTK3 に 移植しています。
セッション終了時，Tomboy と Gbrainy のみ使用させ，CD から Mono を完全削除するといった議論がさらになされましたが，これに関してはいかなる決定も取られませんでした。
２つの新しい GNOME3.2 アプリケーション (Sushi (英語) (ファイルプレビューア) と GNOME Documents) は，デフォルトで Ubuntu12.04 Precise Pangolin に含まれているために拒否されました。
Sushi は，Ubuntu に適切に統合されておらず (正常でないサイドにボタンがあり，オーバーレイスクロールバーがない，など)，Clutter を使用するために多くの人の環境では使えません。
GNOME Document は，あまりにも何もせず，この機能はすでにレンズとして Unity に存在し，Tracker や Clutter を使用し，GNOME Shell での実現を目指しています。
PiTiVi ビデオエディタは，Ubuntu のデフォルトとして再登録しようと提案されましたが，どうやら Ubuntu 開発者はデフォルトではビデオエディタを搭載したくないようで，拒否されました。
そしてもし必要とする場合，おそらく OpenShot が選ばれるでしょう。
最終的な決定は，"ソフトウェアセンターに付属させる" というものでした。
