翻訳に不備がある場合は,コメントにてお知らせしていただければ幸いです。
デフォルトでは,アプリケーションは,手動で追加したり,自動で追加全てのデスクトップ環境に自動起動するアプリケーションとして追加されます。
こちらは,アプリケーションが特定の環境でのみ自動起動させる方法です。
例:Mailnag は,GNOME Shell のメール通知で,Unity の従来の通知の代わりに見難いダイアログボックスを表示しますので,GNOME Shell 上でのみ効果的です。
以下の指示に従うことで,GNOME でログインした時の Mailnag を自動起動することができます。
アプリケーションを特定の環境でのみ自動起動させる
GNOME または Unity (または KDE,など) のみでアプリケーションの自動起動をするには,".desktop" ファイル (~/.config/autostart か,/etc/xdg/autostart のいずれかにあります) を編集する必要があります。
テキストエディタで .desktop ファイルを開いて,アプリケーションをGNOME または Unity のみで起動させるには,以下の文字列をファイルの末尾に追記します。
Code < # >
OnlyShowIn=GNOME;
"OnlyShowIn=GNOME;" を追記すると,アプリケーションは GNOME でのみ自動起動します。
Unity でのみ自動起動させたい場合は,GNOME の代わりに "Unity" を追記してください。
複数のデスクトップ環境に追加するには,これらを";"で区切ってください。
例えば,GNOME と Unity のみでアプリケーションを自動起動させたい場合は,以下の文字列を使用してください。
Code < # >
OnlyShowIn=GNOME;Unity;
"OnlyShowIn" の代わりに,"NotShowIn" も使うことができ,これで指定したデスクトップ環境以外で自動起動させることができます。
ところで,これはスタートアップ項目のためだけではなく,メニューにも用いることができますので,/usr/share/applications/.desktop を編集し,Unity/GNOME KDE/その他 でのみメニューに表示させるようにそれらを微調整します。
GNOME Shell / Classic GNOME3 Session (代替) の状態
GNOME で "OnlyShouIn" を インタフェースで使用していると,アプリケーションは GNOME Shell と GNOME Classic (代替) の両方で自動起動しますので,こちらではこのセッションについても具体的に説明します。
同じ .desktop ファイルで,末尾に次の文字列を追記します (Lucas Capalbo Lavezzo に感謝します)。
Code < # >
AutostartCondition=GNOME3 if-session gnome-fallback
ここの "gnome-fallback" は,Classic (代替) GNOMEセッションです。
GNOME Shell では,"gnome-fallback" の代わりに,"gnome" を使用してください。
注意:これらの方法は,いくつかの .desktop ファイルを上書きするので,全てのアプリケーションで通用するものではありません (GmailWatcher または Dropbox のように)。