翻訳に不備がある場合は,コメントにてお知らせしていただければ幸いです。
Precise の Ubuntu 開発者サミットが4日に終了しましたので,Precise の変更点を可能な限りこちらにてご紹介します。
64-bit,750MB ISO
Ubuntu は,Precise で 64-bit を推進していきます。
これは,Ubuntu.com ダウンロードページに行くと,デフォルトで 64-bit イメージが選択されていることを意味します。
望むのであれば,勿論 32-bit イメージも選択してダウンロードすることができます。
今までは,64-bit イメージは複数アーキテクチャのサポートが不足しているために推進されてきませんでしたが,この問題は解決しますので,もはやブロックする理由はどこにもありません。
Precise の ISO サイズは 750MB 増えましたので,CD のサイズには収まりきらなくなりますので ,USB メモリや DVD を代わりに使う必要があります。
Oneiric で全てが CD のサイズに収まり切らないという問題がありましたので,これは開発者にとって歓迎すべき変化です。
わずか 50MB が追加された理由は,これが可能で,ISO に追加する多くのスタッフがいないかを確認するためです。
Greeter,USC,Unity
Unity Greeter の改善:LightDM は,メッセージングインジケータと接続することにより,ユーザが greeter の設定をし,他の情報をさらされ,それを壁紙に使います。
また,(LightDM を経由した) Unity Greeter は,ロック画面としても使用されます。
その他の Unity Greeter の変更点
- テーマウィジェット
- レンズのような外観のログインボックスを作成
- セッション/パスワード変更 の設定及び実装
- 他の設定の変更
Ubuntu One または Facebook のアカウントで Ubuntu へサインインするといった議論もなされました。
これは,ユーザアカウントを作成するステップを取り払うのに特に有効でしょう。
しかし,議論の中で,ログインできるようにインターネットに接続する必要があるといった主な理由など,多くの潜在的な問題があることがあることが分かりました。
Ubuntu ソフトウェアセンターは改良され,巨大なリストを習得します。
最も重要なことは,現在のところスタートアップに 11.2秒程度かかりますが,正確な目標ではこれを 2秒にするというものです。
"表示" メニューに,チェックボックス "New Application in Launcher" を追加し,新しくインストールされたアプリケーションを,自動的に Unity ランチャに加えるようになります。
Synaptic から欠落している,再インストール,アップデート,バージョンの固定といったいくつかの昨日もまた,Ubuntu ソフトウェアセンターに追加されるはずです。
その他の Ubuntu ソフトウェアセンターの変更点
- 新たなカテゴリ:電子書籍,インジケータ,レンズ,スコープ
- ビデオ
- one-conf の強化,さらにコンピュータ間のアプリケーションの同期を改善
- 複数のスクリーンショットまたはローカライズされたスクリーンショットのサポート
- 新しいインタフェース:アプリケーションの,ヘルプと返金
- プラグインのサポート
Unity:
- Precise で始まると思われます,あなたが全てのシステムトレイ ("whitelist all") を再度有効にすることが出来なくなりますが,特定のアプリケーションをホワイトリストに登録することで許可します
- 様々なアプリケーション (バッジ,クイックリストなどを含む) を Unity とよりと統合
- レンズをランチャ上にドラッグ可能
- Unity 2D は,Unity ウィンドウの最大化をする,ウィンドウ装飾ボタンを使用
オーバレイスクロールバーは xul (Firefox,Thunderbird),vlc (LibreOffice),swing (Java),nux に移植する必要があります。
Qt ポートが既に進行中ですが,今のところこれに関する他のニュースはありません。
技術的なプレビューをする Wayland は Precise で利用可能になるかもしれませんが,これは優先順位の低いタスクです。
任意で Wayland をインストールできるようにするのに必要なものがたくさんあります。
Wayland を構築するのに,Wayland をサポートするの LightDM のパッチ,スクリーンの PolicyKit/スクリーンセーバー/ロック のサポートなどです。
Ubuntu,Kubuntu,Lubuntu のデフォルトのアプリケーション
Rhythmbox は,Banshee と置き換わる可能性
Tomboy や Gbrany はまだ Mono を使用する唯一のアプリケーションであり,これらは ISO からも削除されることになり,このことはPrecise で Mono-free になるかもしれないことを意味します。
Vinagre,tsclient,rdesktop は,おそらく Remmina と FreeRDP に置き換わります。
"tsclient は rdesktop のフロントエンド UI で (そしてデフォルトで Oneiric から削除されました)。
Vinagre は RDP (現在の rdesktop),VNC,SSH のフロントエンド UI です。
Remmina は FreeRDP のフロントエンドで,RDP,VNC,NX,XDMCP,SSH をサポートしています。"
この理由は,rdesktop が積極的に維持されていない,Remmina は Vinagre よりもよい UIである,同じ機能をサポートする,GNOME は Vinagre から Boxes (Boxes についてはこちらをチェックしてください)に切り替えるかもしれないからです。
FreeRPD PPA はこちらです。
Zeitgeist Activity Log Manager は,システム設定と統合されるかもしれませんので,フォルダ,アプリケーションをブラックリストに登録するか,プライバシー上の理由により Zeigeist の履歴を削除することができます。
Precise にデフォルトで含むアプリケーションとして,PiTiVi 動画エディター,GNOME Sushi,GNOME Documents が提案されましたが,これらは拒否されました。
Lubuntu:LightDM は Alpha1 でデフォルトで有効になります。
Lubuntu ソフトウェアセンター もまたデフォルトで追加されましたが,Synaptic は削除されませんでした。
そして遂に,Viewnior は Lubuntu 12.04 Precise Pangolin にデフォルトの画像ビューアとして設定されます。
Kubuntu:LightDM は KDM に置き換わり,LightDM のために素晴らしい テーマ Plasma を使用します。
メモリ使用量を 32% にまで削減し,KDE の起動にかかる時間を 33% 短縮するようにと設計されたパッケージがデフォルトでオンにされます。
そして最後に,Kubuntu の開発者は,デフォルトでKopete を KDE-Telepathy と置き換えることも検討しています。
残念ながら,Xubuntu セッション (そして私が見逃しているかもしれないもの) についての情報は時間上の都合で書けませんでした。
GNOME のバージョン:Ubuntu Preice は,殆ど GNOME3.2 のアプリケーションを引き続き使用しますが,GNOME Games や Gedit などといったピックアップされた GNOME3.4 のコンポーネントはGTK3.4 を使用します。
Ubuntu にデフォルトで含まれていないアプリケーションを 3.4 に更新することはできますが,いくつかの重要なアプリケーションのバージョンは 3.4 のままになります。
また,gconf と GTK2 はおそらく CD に残ります。
この理由は,Precise は GNOME3.4 のリリースから丁度1ヶ月でリリースされるために,すべてを用意する時間が十分にないからです
これらは勿論,Precise の変更の可能性のほんの一部ですが,Presice のそれぞれの変更が私たちはより詳細を調査します。