翻訳に不備がある場合は,コメントにてお知らせしていただければ幸いです。
Linux ディストリビューションのインストール時に作成したパーティションがブート時に自動的にマウントされますが,インストール後手動でマウントする必要があります (手動でインストール上でマウントポイントを作成しない限り)。
1. Storage Device Manager (pysdm) を使ってパーティションを自動マウント
PySDM は,fstab (etc/fstab) を管理したり,ハードディスクのマウントポイントをカスタマイズをしたり,ダイナミック udev ルールを作成したりする GUI です。
Ubuntu では,以下のコマンドでPySDMをインストール
Gnome Terminal:~$
sudo apt-get install pysdm
Fedora では,以下のコマンドで PySDM をインストール
Gnome Terminal:~$
sudo yum install pysdm
次に進む前に,以下の正確な手順を実行する場合は間違いは起こりませんが,年のために fstab のバックアップを取ることをお勧めします。
Gnome Terminal:~$
sudo cp /etc/fstab /etc/fstab.old
同じパーティション (それらが NTFS,FAT32,EXT2/3/4,などであれば問題ありません) を自動マウントに設定するには,Dash/メニュー から (または "gksu pysdm" で) Storage Device Manager を開いて,起動時に自動マウントしたいパーティションを選択し,"Assistant" ボタンをクリックしてください。
こちらで,チェック/アンチェック をする必要があります。
PySDM assistant for an EXT4 partition
PySDM assistant for a NTFS partition
"The file system is mounted at boot time" にチェックを入れます (おそらく既にチェックされています)
"Allow any user to mount the file system" にチェックを入れます
"Allow a user to mount and unmount the filesystem" にチェックを入れます
完了したら,OK と "Apply" をクリックしてください (重要:Strage Device Manager ウィンドウで "Apply" ボタンを押さない場合,設定は適用されません)。
それぞれのパーティション (NTFS,EXT3/4,など) でも同じ手順に従い,完了したら "Apply" をクリックしてください。
何か乱雑にしてしまった場合,以下のコマンドを使用して上記でバックアップした fstab ファイルを復元することができます。
Gnome Terminal:~$
sudo cp /etc/fstab.old /etc/fstab
2. AriOS Automount を使って パーティションを自動マウント
AriOS Automount は,Hamid 氏によって特に設計された小さなユーティリティで,PySDM 以上の主な利点は,様々な設定を要求しないというものです。
インストールして完了したら,次にログインした時に,あなたのパーティション (EXT4/3/2,BTFS,FAT,など様々な種類に対応) は自動マウントされます。
AriOS は,"Auto-mount Setting" (Ubuntu/GNOME Shell メニューから探します) を起動することで,/etc/fstab に触れることなく自動マウントし,自動起動するアプリケーションまたはメニューから有効/無効にできます。
デメリット:GNOME Shell をお使いの場合,AriOS Automount によって,それぞれのデバイスの自動マウントを通知してきます。
Strage Device Manager (pysdm) をお使いの場合,これは発生しません。