Ubuntu備忘録
翻訳に不備がある場合は，コメントにてお知らせしていただければ幸いです。
最も重要な機能は，mp3，ogg，wav，flac の再生をサポートしていることで，更に，自動クロスフェード，プレイリスト，Crate，Vinyl エミュレーション，ホットキュー，ピッチの独立したタイムの延長，BPM の独立と推定，マルチチャンネルサウンドカードのサポートも提供します。
Mixxx1.10 ベータは，11月6日にリリースされ，多くの改善をし，新しい機能も追加されました。
- Vinyl コントロールの書き直しと改善
- マイクのサポート
- 4つのサンプラーデッキ
- ビートループ，2倍/半減のループ
- ビートグリッドの調整機能
- 位相同期 (Sync ボタンは BPM とビート位相の両方を同期)
- スピニングターンテーブルのウィジェットと波形スクラッチ
- ミキシングエンジン：改善された音質と複数のサウンドカードのサポート
- その他
また，様々なライブラリ/ユーザインタフェースの改善：iTunes と Rhythmbox のサポート，ブラウザモードの改善，限られた国際化サポートだけでなく新規及び更新されたスキンもサポートします。
完全な Mixxx1.10 ベータの変更履歴はこちらにあります。
Mixxx1.10 ベータを Ubuntu インストールするには，以下のコマンドを使用してください
Gnome Terminal：~$
sudo add-apt-repository ppa:mixxx/mixxxbetas
sudo apt-get update
sudo apt-get install mixxx libportaudio2
ミキシングエンジンとライブラリの様々なバグを修正した，新しい Mixxx stable バージョン (1.9.2) も利用可能です。
最新の Mixxx stable バージョンを Ubuntu にインストールするには，以下のコマンドを使用してください。
Gnome Terminal：~$
sudo add-apt-repository ppa:mixxx/mixxx
sudo apt-get update
sudo apt-get install mixxx libportaudio2
Mixxx beta PPA を追加した場合は，Mixxx stable をインストールできないので注意してください。
Mixxx1.10 は，現在ベータ版ですので，おそらくバグを発見するでしょう。
それらはこちらにご報告ください。
他の Linux ディストリビューション，Windows，MacOSX をご利用の場合は，こちらから Mixxx をダウンロードしてください。
追記 Mixxx の扱える言語について：本記事のコメントに，Mixxx の開発者によって知らされましたが，言語サポートで日本語にしている場合は，インタフェースは日本語で表示されます。
メイン画面
設定画面
これらのスクリーンショットから分かるように，日本語化率は比較的高くなっています。
ぜひ Mixxx をお使いください！！
この追記を書くに至ったきっかけは，Mixxx 開発者の RJ Ryan 氏による本記事へコメントによります。
大変感謝しております。
Thanks to RJ Ryan for the tip!
