翻訳に不備がある場合は,コメントにてお知らせしていただければ幸いです。
Transmission Remote GTK は,RPC インタフェースを介して Transmission BitTorrent Client の制御をするクロスプラットフォームツールです。
このアプリケーションは,BitTorrent 機能の面で Transmission Remote GUI に非常によく似ていますが,Transmission Remote GTK は GNOME デスクトップとより良く統合し (GTK アプリなため,残念ながら GTK2 のみ),tray / Ubuntu アプリケーションインジケータ だけでなく torrent の 追加 / ダウンロード完了 の通知のサポートも付属しています。
このツールはなんでしょう?
さて,Transmission Daemon をサーバ上で設定している場合 (それは実際にサーバである必要はありません),リモートで制御するために Transmission Remote GTK を使うことができます。
Ubuntu / Debian で Transmission Daemon を設定する方法については,私たちの古い記事 - Setting Up Transmission-Daemon in Ubuntu / Debian - (まだ現在も使えます) をご覧ください。
Transmission Remote GTK の機能
- クロスプラットフォーム
- リモートで 追加 (ファイル / URL),開始,トレントの削除,データもともに削除,確認,reannounce
- .torrent ハンドラとして動作します (例:Web ブラウザから)
- 速度,シード,ピアの制限,ファイルの優先度,トラッカーの 追加 / 編集 / 削除 といった torrent プロパティの設定
- グローバル制限,ダウンロードディレクトリ,接続設定といった torrent プロパティの設定
- ダウンロード完了時にコマンドの実行
- ディレクトリラベル
Transmission Remote GTK は Precise,Oneiric,Natty ユーザのための PPA を付属しています。
PPA の追加とインストールをするには,以下のコマンドを使用してください。
Gnome Terminal:~$
sudo add-apt-repository ppa:ajf/trg
sudo apt-get update
sudo apt-get install transmission-remote-gtk
Fedora,Windows をご利用の場合,またはソースファイルを入手したい場合は,Transmission Remote GTK ダウンロードページ をご覧ください。